スモールベースボール

WBC準決勝、王JAPANが宿敵韓国に雪辱を果たした。
 
王監督が提唱する「スモールベースボール」の結果が垣間見えた。
スモールベースボール」。去年ホワイトソックスが用い世界一になった戦術。はてなでも解説が出てくるが、私が理解しているのは「盗塁・バント・右打ち」だと思う。
高校野球を見てるとまさにという感じがする。
 
私が大ファンだった頃の広岡・森西武はまさにスモールベースボールだった。
秋山・清原など長距離砲もいたが、その脇を固めた立花・清家・石毛・平野・辻・田辺・伊東・西岡・金森・羽生田・苫篠・吉竹などの細かい野球により常勝西武は築かれたのだと思う。
 
87年の巨人との日本シリーズで、一塁走者が単打でホームまで帰ってきた時は、すごいというか怖ささえ覚えた。その時の巨人の監督は、王さんだったっけ。
 
今日も勝つには勝ったが、ひやりとする場面が何度かあった。
無死二塁で松中がフライを打ち上げてしまう。
福留のホームランの前、多村がバントを失敗。
結果的に福留の一発が試合を決めたように放映されているが、
私はその後の代打宮本の三遊間をゴロで抜くタイムリーが光ったと思う。
その後、打線がつながり4点追加された。
 
試合後、横浜ファンの同期から
「ウチの多村が申し訳ない。」とメールが来たw 見てるなぁ。
 
王監督、変わったなぁ。今の王監督なら常勝巨人を復活させられるはず。もう一度、巨人軍監督の王貞治が見たい。