宿泊座禅2日目−和尚さまが持ってる棒は警策と言う

 
さて2日目。
5:30に起床すると布団を片付け、朝のお勤めに参加。
寺に着いてから禁煙だが、それほどはつらくない。
 
起き抜けの正座はキク。汗。本当に痛い。
 
1時間程度のお勤めが終了し、再び座禅。
相変わらず直ぐには集中できないが、先日よりは早めに集中できた。
 
静かだ。
 
40分は瞬く間に過ぎた。
その後、テレビ局の人到着。
和尚さまに頼まれ、2人だけ再び座禅。
カメラが回っていても、やる事は同じだ。
その後、和尚さまが棒を持って颯爽と登場。
これを禅の世界では警策と言う。
 
バチコーン!!
痛っ!!
 
ちょっと間をおいてもう一回バチコーン!!
警策で叩いてもらった後は、礼をするのが決まり事だけど、
あまりの痛さにしばらく硬直。
和尚さま、気合入りすぎだっつ〜の。苦笑
 
その後、作務(掃除)に移る。
手の届くところは全て掃除。
こんなに掃除したのも小学生以来だ。

朝っぱらの水の冷たさって言ったら、なんともいえん。
 
その後、まずカットされるであろうインタビューを受ける。
 
その後、朝粥をいただく。
ほんとにここの料理は美味しい。
9:30には解散。
 
和尚さまから「いつかまた来い。どれだけ修行したか見てやろう。」と言われる。
いろいろなところで修行して、また来ます。
 
せっかく来たので1時間半程度徒歩で下山。

途中で「さわらびの湯」を訪ねる。
あっちゃ〜、警策で叩いてもらった肩が赤くなってる。
しかし、これで少しでも煩悩が飛べば、、と思う。
 
禅は果てしない深い世界だと思われるが、
これからも機会があれば、参禅していきたい。